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ポイント・マイレージ発行額、22年度で1兆1000億円に-野村総研が予測

2016.10.13

 野村総合研究所は5日、家電量販店やクレジットカード、コンビニエンスストアなどが発行するポイント・マイレージの発行額が2022年度で1兆1000億円に達するとの予測を発表した。
 ポイント・マイレージを現金換算した「年間最少発行額」は、14年度で8495億円と推定。15年度以降も、発行額は堅調に伸び続ける見通しだ。
 今後発行規模拡大が見込まれるのはクレジットカード、インターネット通販、コンビニエンスストア、電力・ガス。クレジットカードとインターネット通販は、商取引額の拡大に伴いポイント発行規模も増加。
 コンビニエンスストアは商取引額に大きな変化は生じないが、ポイントカードを保有・利用する顧客の割合が高まる見通し。電力・ガス業界においては、ポイント制度を導入する業者が増え、発行額増加が予想される。
 家電量販店やクレジットカード、コンビニエンスストアのほか、航空会社や携帯電話、ドラッグストアなど国内11業界を独自調査した。
 
 日刊工業新聞,2016/10/06,ページ:23