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カーシェア、サービス競う、パーク24、全車に後方カメラ、オリックス、共通ポイント付与。

2016.09.26

 カーシェアリング各社が10月から相次いで新サービスを導入する。最大手のパーク24はカーナビゲーションシステムで車の後方を確認できる「バックモニター」の採用を本格的に始め、4年以内に全車両に搭載する。オリックスは平日に利用する個人会員を対象に、コンビニエンスストアなどで使える共通ポイントを付与する。利用料金の値下げ余地が小さい中、サービス向上で利用促進を図る。
 パーク24は8月末までにバックモニターを全車両の1割弱の約1000台に試験的に導入。事故による車両の不稼働時間の合計が直近1年間で1割減るなど効果があったため、全面採用する。
 利用者は事故を起こすと、運転への苦手意識を持ちやすい。バックモニター導入で事故の減少を目指す。
 オリックス子会社で2位のオリックス自動車(東京・港)は、平日利用の個人会員に他社のポイントを付与するサービスを始める。三菱商事系、NTTドコモ、楽天の共通ポイントから選べる。カーシェア業界では初の取り組みという。
 平日に2時間以上の利用が3回で500ポイント、10回で2000ポイント提供し、平日の利用を促す。12月下旬までの期間限定の予定だが、効果があれば年明け以降も継続する。
 三井不動産系で3位のカーシェアリング・ジャパン(東京・千代田)は10月以降に専用アプリを刷新する。スマートフォンなどの地図上にカーシェア拠点を表示する。また、チャイルドシートの常設車両を従来の2倍近い80台以上まで増やす。
 カーシェアは低料金が最大の特長。各社の基本料金は15分200円前後で値下げ余地は小さく、価格以外の差異化が重要となっている。
 国内カーシェア市場(2016年3月時点)は台数が前年同期比20%増の1万9700台、会員数は24%増の85万人と拡大が続いている。
 
 日本経済新聞 夕刊,2016/09/24,ページ:1

 

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