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サツドラが電力小売り、コンサドーレと4月から。

2016.01.25

 サッポロドラッグストアーとサッカーJリーグ2部(J2)に所属する「北海道コンサドーレ札幌」の運営会社、コンサドーレ(札幌市)は4月からの電力小売りの全面自由化に合わせ、共同で電力事業に参入すると発表した。ポイントカード「EZOCA」のサービスと連動するほか、収益の一部をスポーツ振興に還元する。北海道電力より割安な料金体系を設け、早期に5万件の顧客獲得を目指す。
 コンサドーレが昨年12月に設立した新会社「エゾデン」に、2月16日にサツドラの子会社のリージョナルマーケティング(札幌市)が50%を出資する。エゾデンのブランドを使って、インターネットで2月から道内家庭の利用を受け付ける。
 電気は新電力のF―Power(エフパワー、東京・港)から供給を受ける。エフパワーは2019年に釧路市に石炭火力発電所の新設を目指しており、それまでは日本卸電力取引所などからの調達でまかなう。
 
 
  日本経済新聞 地方経済面 北海道,2016/01/19,ページ:1