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サイト閲覧でポイント、関電、会員に抽選で特産品も。

2016.05.02

 関西電力は会員専用のウェブサイトを刷新し、アンケートの回答などでポイントがたまるサービスや、家電や全国の特産品が月替わりで当たるキャンペーンを始めた。4月から家庭向け電力小売りが自由化された。関電の電気料金は全国最高水準で競争力に劣るため、サービスを充実させて顧客をつなぎ留める。
 会員専用サイト「はぴeみる電」のコンテンツを大幅に刷新した。従来は電気の使用量や料金を細かく確認できる「見える化」の機能が中心だったが、会員の日常生活に役立つ電気以外の情報を充実させた。
 サイトの閲覧や家電の利用状況に関するアンケートの回答などで自社ポイントがたまるサービスを始めた。イオンの電子マネー「WAON(ワオン)」、三菱商事系の共通ポイント「Ponta(ポンタ)」などのポイントと交換できる。
 同サイト内の「スタイルマガジン」では全国各地の銘柄牛や菓子を月替わりで紹介し、抽選で会員にプレゼントする企画を始めた。写真の整理術など生活に役立つコラムも掲載している。
 先立って昨年、スーパーの特売情報や人気の飲食店といった地域の情報を地図上に表示する機能を導入。家計簿ソフト大手のマネーフォワード(東京・港)と組み、航空会社のマイレージや共通ポイントを一括管理できる機能「ポイント通帳」も採り入れた。
 電気料金の確認だけでは月に1回程度しかサイトを訪問しない。日常生活に役立つ内容が多くなれば、サイトを訪れる頻度が高まるとみる。
 関電の電気料金は2013年と15年の値上げで全国最高水準に高まった。大阪ガスやジュピターテレコムは割安な料金で顧客を奪い始めている。料金以外のサービスを可能な限り充実させ、顧客流出を抑える。
 
 
 日経MJ(流通新聞),2016/04/29,ページ:6

 

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