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トピック、若者向けクレジットカード、ポイント優遇、年会費お得(金融アイテムレビュー)

2015.02.23

 就職や進学など春からの新生活に向けてクレジットカードを作ろうと考える人は多いだろう。20代の社会人や学生には専用のカードが有力な選択肢になる。一般のカードに比べポイントをためやすく、年会費の負担が少ないのが魅力だ。
 主な若年層向けクレジットカードは通常18歳から契約できる。年会費は初年度や学生の間は無料で、社会人も一定の利用があれば不要。購入した商品を破損したり盗難に遭ったりした場合に備える「ショッピング保険」を付帯するほか、海外旅行での病気やケガなどに対応する海外旅行傷害保険が付くものもある。
 利用額に応じて付くポイントにも特徴がある。一般カードに比べ三井住友カードは2倍。ジェーシービー(JCB)は前年に20万円以上の利用があれば1・5倍になる。三菱UFJニコスは月の利用額が3万円以上で通常の1・2倍、10万円以上は1・5倍になる。各社とも入会後の3カ月間は3~5倍のポイントが付く特典も用意している。
 インターネット通販の利用でも優遇がある。三菱UFJニコスではあらかじめ登録した特定の店舗で買い物をすると、ポイントの加算がある。JCBは同社サイト経由で利用するとポイントが3倍以上になる。
 若者向けカードは一定の期限があり、それを過ぎると会費が有料のカードに自動的に切り替わる。三井住友カードは26歳以降に迎えた最初の更新時に「プライムゴールドカード」になるのが原則だ。JCBと三菱UFJニコスは入会から5年後に有料カードになる。
 各社とも春にかけては入会や電子マネーの契約で商品券などがもらえるキャンペーンを実施している。機能が充実した若者向けカードを入り口に「早くからカードの利用に慣れてもらう」(三井住友カード)のが狙いだ。カードでの決済が増えれば運営会社の収入増につながる。
 カード払いは現金に比べ支出の管理が難しいとされる。毎月決まった金額を払う「リボ払い」は実際に使った金額や手数料が把握しにくい。初めは一括払いを原則とし、毎月、利用額を確認するなど自分なりのルールを決めて使いたい。
 
 
  日本経済新聞 朝刊,2015/02/21,22面

 

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