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利用頻度で4段階優遇、埼玉りそな、ポイント刷新、ATMの一律無料廃止。

2014.02.18

 埼玉りそな銀行は4月、ポイントサービスを刷新する。現在はポイントをためるだけだが、利用状況に応じて振込手数料などの優遇内容に差を付ける。給与口座や住宅ローンなどを利用する顧客を手厚くサービスし、優良な個人顧客を囲い込む。ATM利用料の一律無料サービスも廃止し、2015年4月からは獲得ポイントに応じて差を付ける。
 埼玉りそなの13年9月末時点の個人年金保険や投資信託を含めた個人預かり資産残高は10兆748億円に達する。県内最大手の埼玉りそながポイント制度を利用した優良顧客の囲い込みに動くことで、県内金融機関の個人向けサービスの競争は激しさを増しそうだ。
 既存の「埼玉りそなクラブ」は利用状況に応じてポイントが付与され、航空会社のマイレージや電子マネーなど19社・団体と交換できる仕組み。4月からはポイントをためる機能に加え、獲得点数に応じて優遇サービスを区分する制度を設ける。
 具体的には、ダイヤモンド、ルビー、パール、スタンダードの4段階を設定。給与振込口座に指定した顧客には毎月20ポイント、住宅ローンを利用する顧客には月末残高の100万円ごとに5ポイントなどを付与。月200ポイントを上回るとダイヤモンド、20ポイント未満はスタンダードなどとする。どの区分になるかは毎月判定し、翌月分を決める。ポイントを交換できる仕組みは継続する。
 同行は現在、全顧客を対象に、自行の夜間や土日のATM手数料を無料としているが、来年4月にこのサービスを廃止する。その上で、現在は有料のコンビニエンスストアや他行のATMについても、ダイヤモンドのみそれぞれ月3回まで無料で使えるようにする。スタンダードは埼玉りそなのATMでも時間外手数料が必要になる。同行は「取引をするほど『お得感』を感じられる制度設計にした」と説明する。
 新制度の利用を促すため、4月には「りそなクレジットカード クラブポイントプラス」の取り扱いを始める。利用金額が1000円ごとに5ポイントを付与するのが特徴。昨秋導入した「りそなビザデビットカード」も同様のポイントを付与し、カード決済を多用する会社員や若者らを取り込む。
 
 
 
 
  日本経済新聞 地方経済面 埼玉,2014/02/18,40面

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