2015.01.08

　東急百貨店はスマートフォン（スマホ）を活用して東京・渋谷の全３店舗を横断した販売促進策を導入する。独自アプリを提供したうえで、スタンプラリー方式で店舗間の行き来を促す。２０１５年のバレンタイン商戦で運用し、女性客を主に楽しみながらの買い物を体験してもらう。商戦期や催事などにあわせて導入して、店舗をまたいだ回遊につなげる。
　来店客は東急百貨店のアプリをスマホにダウンロードすれば、無料で参加できる。専用の電子スタンプをスマホの画面にかざせば、来店記録を残せるユニークな仕組みにした。
　東京・渋谷にある本店、東横店、渋谷ヒカリエシンクスを回ってもらう。３店舗すべてのスタンプを集めれば、食料品フロアなどでの割引サービスを受けられる。
　
　
　 日本経済新聞　朝刊，2014/12/23，11面